エンビロンで日焼け対策はできる?使用方法や注意事項を解説

日光

エンビロンの日焼け止めについて

「エンビロン」は、ビタミンAが配合されたスキンケア商品です。最大の特徴としては、ビタミンAの濃度を調整しながら製品を選ぶことができるので、レチノイド反応(ビタミンA反応)のリスクを抑えながらスキンケアが可能です。
基本的にエンビロンの製品というと、化粧水や乳液と同じ種類のスキンケアの用途に使用するといったイメージを抱いている方が多いでしょう。
しかし、エンビロンの製品ラインナップには日焼け止め「ラドローション」も存在しています。今回はエンビロンの日焼け止めについてお話ししていきましょう。

エンビロンの日焼け止め「ラドローション」の特徴

ラドローションにはどのような特徴があるのでしょうか。代表的な特徴を3つほどご紹介します。

ラドローションの特徴①:ビタミンが含まれた日焼け止めである

しかしエンビロンのラドローションは、日焼けの原因となるUVA波とUVB波をどちらもカットしながらも、ビタミンC、ビタミンE、ベータカロチンによる「トリプルビタミンコンプレックス」を配合することによって、乾燥や日焼けによるシミ・そばかすに対する予防など、年齢年令に応じたケア を同時に行うことができます。

ラドローションの特徴②:テクスチャーがなめらかでよく伸びる

エンビロンのラドローションは、使い心地にも優れているのが特徴です。
美容クリームのように伸びが良く、しっとりとなめらかなテクスチャーを実現しています。

ラドローションの特徴③:しっとりとしており乾燥感が少ない

エンビロンのラドローションの強みの一つに、しっとり感があります。
スキンケアをする際、品物によっては乾燥感を覚えるものもあるかもしれません。
ラドローションはしっとりとしており乾燥対策にも繋がりやすいため、使用したあとのお肌の乾燥感が少ないです。

ラドローションの使用方法と注意事項

実際にエンビロンのラドローションの使い方が気になっている方も多いでしょう。また、ラドローションは優れたアイテムでもありますが、注意事項も存在しています。
両方を事前に確認してから使用することで、ラドローションの効果をより実感できるようになるかもしれません。
ここでは、エンビロンのラドローションの使用方法をご説明しましょう。

エンビロンのラドローションの使い方

ラドローションは1日1回、朝のタイミングで使用します。洗顔・トーニング・保湿のあとに、「パール2粒大」のクリームを手に取りなじませるようにのばしてください。顔や全身の露出部分に、通常の日焼け止めのように使うことができます。基本的に1日1回の使用ではありますが、汗や水でクリームが落ちたのならば、こまめに塗り直すとより効果を実感できるでしょう。エンビロンの製品ラインナップの中には、今使っているセラムやジェル、クリーム類とも混ぜて使用できるものもあるので、スキンケアの時短にもなりそうです。ただし混ぜずに使用することを推奨されているアイテムもあるため、事前にチェックしてください。使用期限は開封後、12週間となっています。

ラドローションの注意事項①:ビタミンAに肌が反応することがある

ビタミンAが配合された製品は、まれにその成分によって何らかの作用が出ることもあります。
これはレチノール反応(レチノイド反応)といいます。
レチノール反応は使用をストップすれば症状は次第に緩和されていきます。
もしラドローションを使用していて肌に違和感を覚えたときには、近くの取り扱い店舗や医療機関、エンビロンのコールセンターに相談してください。具体的にビタミンAを使用した際に出やすい肌の違和感には、下記があります。

肌に赤みがある/ほてりを感じる/以前より乾燥する/肌の腫れ/肌のかゆみやムズムズ/ニキビや吹き出物が増えた

※これらに当てはまらない場合でも、何らかの違和感やトラブルが発生した場合は、速やかに医療機関に相談をしてください

ラドローションの注意事項②:容器を移し替えて使用しない

ラドローションに限ったことではなく、エンビロンの製品は香料や着色料をはじめとした、成分を極力配慮して製造されています。そのため製品そのものだけでなく、パッケージもこだわりがあり、配合成分を守るため素材や形状に配慮してデザインされているでしょう。そのため、気軽に持ち運びたいと考えても、別の容器に移し替えて使用するのは避けてください。

ラドローションは日焼け止めとして期待できるのか

ラドローションはエイジングケアができる日焼け止めとして、とても優秀なアイテムではあります。ただし、ラドローション単体で完全に日焼けを防げるかといったら、そうではありません。これはエンビロンのラドローションに限ったことではなく、リキッドタイプやクリームタイプのファンデーション類は、顔料の密度が低いため、時間の経過とともに効果が下がることがあるでしょう。ラドローションの日焼けどめ効果をサポートするためにオススメなのが、パウダーファンデーションタイプや粉おしろいタイプのUVケアコスメです。とくにパウダーファンデーションはムラなく綺麗に塗ることで、日常生活では十分な紫外線防止効果を発揮してくれるでしょう。また、エンビロンのラドローションと重ねて用いても、肌に負担がかかりにくいといったメリットもあります。粉おしろいタイプも同様の効果が期待できますが、ファンデーションタイプよりも肌の密着力が弱い傾向があるでしょう。そのため顔を触ったり、髪が触れただけでも少しずつ効果が落ちていくので、塗り直しが必要になるでしょう。

同時に組み合わせたい紫外線対策

紫外線対策①:日焼け止め類はこまめに塗り直す

夏場はもちろん冬場でも、建物内の暖房効果によって汗をかくことがあります。そういった汗をかくタイミングや水に触れたときには、日焼け止め類をこまめに塗り直しましょう。曇りの日であっても紫外線は降り注いでいますから、晴れた日と同様に紫外線対策を行うことが美肌のためには大切です。

紫外線対策②:肌の露出はできるだけ避けて、太陽光をカバーする

肌を露出するとその部分は、当然ながら日に焼けやすくなります。半袖の時期であっても移動の際にはアームカバーしたり、薄手のUVカット素材の上着を羽織るなどして、対策を行ってください。最近では晴れた日はもちろんのこと、雨の日も使える折り畳み日傘も登場しているので、日常的に持ち歩いても邪魔になりにくいでしょう。そして頭皮や首周りの日焼けを避けるために、つばが大きいデザインの帽子もオススメします。

紫外線対策③:日差しが強い時間帯の移動は要注意

日中の日差しが強い時間帯の移動は避け、できるだけ早朝や機が落ちた夕方に外出をするようにしましょう。そうとは言っても仕事や用事などで、昼間の外出を避けることができないことも多々あります。そういったときには、ここまでご紹介した日焼け止類を活用したり、太陽光をカバーする服装をしたりして、しっかりと紫外線対策を行ってください。

まとめ

エンビロンのラドローションはビタミンAが配合されており、乾燥や日焼けによるシミ・そばかすに対する年令予防など年齢に応じたケア もできる優秀な日焼け止めクリームです。エンビロンのラインナップの製品も一部と混ぜ合わせて使用することもできるのでメイクの時短にもなるかもしれません。他の紫外線対策と合わせて使ってみてください。