エンビロン豆知識:肌が弱くなる理由
エンビロンを使って肌を強くなる話をしてきたが、ここでは趣向を変え、肌が弱くなる原因を紹介しよう。
肌が弱くなる原因を知っておけば、その原因を避けるようになるため、結果として肌の弱体化を防げるようになるのだ。
ダイエット
肌が弱くなる原因の中でも女性に多いのが、ダイエットである。
女性のダイエットで多いのが、極端な食事制限にある。
特に、肉や魚、そして脂質の摂取を極限まで減らした食事メニューをする人が多い。
これはたしかに体重は減るが、結果としてはリバウンドのリスクも高く、肌がぼろぼろになる理由の最たるものだ。
タンパク質は肌を構成する成分であり、不足することで肌の代謝が悪くなる。
こうなると、エンビロンでビタミンA誘導体を補給したとしても、代謝の大元であるタンパク質が不足しているので全く役に立てなくなってしまうのだ。
「タンパク質は肉じゃなくて大豆や豆腐で摂っているよ」と反論する人もいるだろうが、タンパク質は大豆だけで補うのは不可能に近い。
タンパク質というのは、複数のアミノ酸が結合してできる栄養素である。
そのアミノ酸の中には、動物性たんぱく質、つまり肉や魚からでしか摂取できないものも含まれている。
そのため、完全に遮断するというのはタンパク質の合成において非常に危険なことであり、肉や魚の摂取は必須なのだ。
次に、脂質だ。
脂質を全く摂らないというのは美容どころか命に関わりかねない。
脂質、つまりカロリーは人が体を動かすのに絶対に必要な栄養素なのだ。
そして、脂質は肌の表面に薄いバリアを張り、肌を乾燥から守ってくれるという美容に最も重要な役目を持っている。
このことからわかるように、ダイエットでの食事制限は痩せはするが、美容面においては害悪でしかないのだ。
どれもバランスよく摂取したほうが、美容と健康のために良いということを覚えておこう。